最近、知的財産に関するガバナンス・コードが大変注目されており、企業の知財活動の成果をいかに外部発信していくかが問われています。また、イノベーションボックス税制の導入なども検討されており、これからまずます特許権の価値や、特許権に関する取引が多くなっていくことが考えられます。
このような状況の中で、自社で保有している特許権の価値評価や、あるいは他社の特許権の価値などを数値化して、より客観的に表すことが求められています。
本セミナーでは、世界的な企業の信用格付け会社であるムーディーズの特許価値評価データベースをご紹介します。この特許価値データベースの特徴は、
①日本だけでなく全世界の特許を対象にした価値評価であること、②既存の引用数などだけでなくマーケットのアプローチの面から企業情報として開示されている特許ライセンス料データなどを反映していること、③企業が保有している特許価値だけでなく、個別の特許権の価値まで算定できることなどを特徴としています。
そのうえで、このデータベースを活用して、①企業の保有する特許価値の算定、②業界内での自他社の特許価値比較、②技術ベースでの特許価値変化とトレンド予想などの活用の仕方についてお話ししていきます。
<セミナーの内容>
第1部 特許価値データベースとその特徴
第2部 特許価値評価の利用例について
- 主催:つむぎ国際特許事務所
- 日時:2023年10月5日(木)15時〜16時
- 会場:ZOOMミーティングにより開催。
- 講師:ムーディーズ・アナリティクス・ジャパン株式会社
リサーチ・IPソリューション スペシャリスト 増田 歩 様