現在、中国で進められている専利法改正では懲罰的損害賠償制度の導入など、プロパテントへシフトしている。2016年、中国における特許、実用新案、意匠に関する民事訴訟は12,000件を超えており、中国企業は日本企業より知財訴訟に積極的である。
このような中国知財訴訟のリスクに避けるためには中国特許調査が重要になるが、2016年、中国の特許、実用新案の出願件数は280万件(日本の特許9年分)を超えており、従来的な特許調査のやり方では、金銭的、人的リソースが足りなくなることは目に見えている。
本講演では、効率的な中国特許調査の方法など、中国における知財リスクを低減する方法などについて紹介する。
- 主催:つむぎ国際特許事務所
- 日時:2018年2月13日(火)15時〜16時30分
- 会場:つむぎ国際特許事務所 Map
- 参加費:無料
- 定員:10名
- 講師:北京ユニインテル特許事務所 パートナー弁理士 西内 盛二
- 講師プロフィール:
高知大学(物理)、同大学院(無機化学)を卒業後、化学会社にて研究開発に従事、2003年弁理士登録、2006年より中国の特許事務所にて中国の特許代理業務、調査業務に従事、現在、北京ユニインテル特許事務所のシニアパートナーとして活躍中。